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茨城大1名、合格しました。

少し連絡が遅れたのですが、茨城大1名、後期日程で合格しました。本当に良かったです。

最近、出発を前に連日のように卒塾生が挨拶に来てくれています。照れくさそうな、悔しそうな、ほっとしたような色々な表情が見えます。本当にあっという間に時が過ぎていく感じです。棚に増えていく寄贈された赤本を見ていると、今年の受験生たちの努力を思い出します。

去年の夏、惜しくも第一志望がダメで涙を飲んだ生徒が笑顔で教室に来てくれました。鰻登りの成績は学校の先生方も驚かせたのですが、本番でのメンタルの弱さなど悔いの残る結果でした。やはり、スタートが遅ければ遅いほど、合格率に差が出てしまいます。寝る間も惜しんだ努力だったのですが、一過性のものは消えやすい側面もあります。高校入試とは明らかに違います。

その彼が、今は大学内で公務員試験に向けて勉強を始めると、目を輝かせ熱く語っていました。その計画を聞いていると、また、努力を始めるのだなと嬉しくなりました。受験も一つの通過点に過ぎません。長い人生においては、ほんのわずかな期間です。

カミュの作品に『シーシュポスの神話』という読みにくい短編作品があるのですが、重い石を山頂に運ぼうとするシーシュポスのように、人生も重い石を転がし山頂へ運ぶようなものなのかもしれません。でも、個人的に思うのですが、そこで何を考え実践したかが、その後の人生を大きく変えると思うのです。その学びが大きいほど、人生に深みが増すものなのかもしれません。

卒塾生の今後を期待せずにはいられません。ぜひ、行った先でも実り多き人生を歩んで欲しいと思います。

そして、今頑張っている超塾生にエールを送りたいと強く思います。