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フィードバック学習

エビングハウスの忘却曲線って知っていますか。

塾業界ではよく言われていることなのですが、記憶したものは、通常だと覚えた後、20分で42%が消え、58%しか残らないと言います。つまり記憶に残る量は、

20分後   58%

1時間後   44%

1日後    34%

2日後    27%

6日後    25%

1か月後   21%

となり、何もしないと1か月21%で約5分の1しか残りません

英単語100個覚えたら、1か月後には21個みたいな感じです。内容が何かと関連されるものではなく、その日、覚えた新しいことについてのみです。みなさんが小学校の時、お世話になったドリルというのは、この記憶定着が基本になっているので、似たような問題がずらりと並んでいるわけです。

この話で注意しなければいけないことは、2点。

1点目は、人間の記憶は学習後の20分がとても大事だということです。最近、脳科学的に言われていることは、学習後30分以内にゲームをするとさらに定着は弱まるということです。

また、2点目は、記憶を定着させるためには、何度もフィードバックさせることが重要になるということです。一般的に学習塾で行われる夏期講習や冬期講習はこの忘却をくい止めるために行われています。

みなさんは学校で勉強したことを、そのまま放置していませんか。

重要なのは、学習した後、なるべく間を空けずに繰り返し学習すること。

大学入試では覚えなくてはいけないことがたくさんあります。そのためには、忘れたことを何度もフィードバックさせること。

超塾はほぼ年中無休です。

ここへ来て、復習に時間をかけてみませんか。新しいことももちろんですが。忘却曲線は何度も学習を繰り返すと、なだらかな曲線へと変わっていきます。