国公立大学の出願期間(1/23〜)が始まっています。

共通テストが終わり、良くも悪くも志望校変更などの対応の追われ、大変な思いをした生徒さんも多いのではないかと思います。それも受験の大変さの一つです。合格発表まで、最後まで気を抜くことなく頑張り抜きましょう。

さて、国公立大学の2次試験の出願が1/23(月)〜2/3(金)の期間で始まっています。みなさん準備はできているでしょうか。志望校が決定したら、多くを考えずに、すぐに出願をしましょう。来週末、ギリギリに送るということだけはしないで下さいね。

数年前の生徒で、ネット出願の際に書類を出し忘れた塾生がいました。もう高校生なのだし大丈夫と周りは思ったのかもしれません。自分も長い経験の中で、出願書類に不備があるケースをこれまでに見たことがなかったので衝撃を受けました。確か受験の４日前くらいだったと思います。大学側から電話がかかってきて、「書類に不備があるので受験できません」とだけ冷たく言われたそうです。大学側も何千人という受験票を受け付けていることもあり、どうすることもできなかったのだと思います。早めに書類の不備を報告してくれればとは思ったのですが……。生徒からその報告を受けた当日は、本人はもちろんのこと、スタッフも皆、涙目でした。本人のこれまでの努力を思うと悲しくて仕方がなかったのです。当然、志望校を変更することになったのですが、まさにドタバタです。無事、その生徒は大学には合格しましたが、第一志望は受験できなかったので、本人も悔いが残ったと思います。

受験は試験だけではありません。ごく基本である「願書の出願」もその一つです。大学側としては、受験書類一つきちんと準備できない学生はいらない、というのが本音なのかもしれません。もし不安だったら、スクショショして第三者に確認してもらってもいいかもしれません。何度確認しても、確認しすぎが問題になることはありません。

しつこいようですが、受験は合格発表の日までが受験です。願書の提出は早めにね。