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5年ほど前の生徒の話

5年ほど前でしょうか。記憶が定かではないのですが……。

共通テスト(センター入試)の結果を試験の翌日、学校で自己採点した時のエピソードです。

ある女子生徒は教室でどんどん丸がついていく結果に驚き、特にある教科ではミスが1問程度しかなく、思わず泣き出してしまったという話です。非常に明るい子だったので、周りがどんどん集まってきて、きっと結果が悪かったのだろうと寄ってきたところ、あまりにも良い成績に唖然としたそうです。周囲にとっては、本当に迷惑な話なのですが、昨日、生徒と話した時にふと思い出し、書いてみることにしました。

当然、その生徒は第一志望に余裕で合格。合格報告の際には、「私の実力よ」くらいな顔をしていました。

で、何が言いたいかというと……。

受験というのは、悪いことばかりではなく、いいこともあるということです。

模試などではあまり良い結果が出なかったのに、本番でものすごい力を発揮するケースをこれまでも何百人とみてきました。合格した生徒は奇跡的に合格したように言うので、「そんなちょろいもんなんだ」「やはり運」などいろいろな考え方が生まれてきますが、この間も触れましたが運は多くても1割。重要なのは積み重ねです。それまでにどれだけ頑張ったかが、運をも動かします。

現役生がよく言うのは、急激に成績が伸びたのは10月くらいからだったと言います。この期間中に、効率よくどれだけ学習できるかによって、状況は大きく変わります。わりとマイペースな生徒などは新型コロナの影響で、自習が増えたことが功をなし、過去最高の得点で本番を迎え、第一志望のランクを上げるのに苦労した生徒もいました。うらやましい限りです。

悲観的なことばかりいう生徒もいますが、くよくよするのは短時間にして、計画的に精一杯努力してみませんか。そこにはきっと、嬉しい結果が待っているはずです。

一日一日を大切に。

超塾は皆さんの合格のサポートできる場でありたいと常々、思っています。