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11月は弱点克服月間

最近、理社の教科の参考書を持っている生徒が多いなと思うと、ああ、受験生のとっての11月が始まっているなと感じてしまいます。毎年、世界史や倫政のテキストを持つ生徒が目立つのがこの時期になります。今年もそんな季節になったのだなと思うと、感慨深いです。

11月はまさに、弱点克服期間。

質問も極端に減り、化学や物理、世界史などの参考書を片手にブツブツ唱え出す人も出てきます。後回しにしてきたツケ(決して意図的に後回したわけではないことはわかってますよ)なのだから仕方ありません。毎日、必死に記憶していく生徒の姿を見ながら、「頑張れ」と心から応援したくなります。

ある男子受験生は、かつてこう話してくれたことがあります。

「最近、家族以外の人と話したことありません」

この言葉は極端かもしれませんが、その感覚は正しいのかもしれません。必死に記憶ばかりしていると、会話が極端に減ってしまうのかもしれません。その生徒が社会の参考書を片手に、ウロウロしていたのを昨日のように思い出します。トイレに行く時も、問題集を抱えていました。

結果、彼は本番の共通テスト(センター試験)では自己ベストを記録していました。本当に良かったです。

人はその先に希望があれば、頑張れるものです。もう少しです。受験生の皆さん、頑張ってみましょう。その先には楽しいキャンパスライフが待っていますから。